
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、負傷者が続出している現状に言及した。19日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループG第1節が19日に行われ、マンチェスター・シティはツルヴェナ・ズヴェズダと対戦。45分に先制を許したものの、47分と60分にフリアン・アルバレスのゴールで逆転に成功すると、73分にはロドリが追加点を挙げ、3-1で逆転勝利を収めた。
白星発進となったマンチェスター・シティだが、この試合はベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、同FWジャック・グリーリッシュ、クロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチらが欠場となったほか、先発出場していたポルトガル代表MFベルナルド・シルヴァも44分に途中交代を余儀なくされていた。
試合後、グアルディオラ監督はB・シルヴァが交代したのはケガが理由で、今後数週間は離脱することを明かしながら、負傷者が続出している状況から「問題に直面している」と語った。
「私たちは苦境に立たされているが、『ああ、ケガが多い』と言うつもりはない。それが現実だからね。いる選手たちとともに、これからやっていくしかない。メンタリティを保つことができている限り、それはいいことだ。でも、本当に重要な選手が5人負傷しており、それを長期間維持することは難しいだろう」
「給与や移籍金の予算などを考えると、私たちは55人の選手を保持することはできない。そうなればクラブは混乱し、破産してしまうだろう。残念ながら、ケヴィンは長期間だ。ジョンもプレーできず、少し時間がかかるだろう。もしかしたら、コヴァは帰ってくるだろうし、ジャックも1週間か10日くらいで帰ってくるだろうけど、その後はコンディションを整える必要がある」
負傷者が増えているなか、公式戦7連勝を飾ったマンチェスター・シティは次戦、23日にプレミアリーグ第6節にホームでノッティンガム・フォレストと対戦する。