開通見通し発表! 「徳島南部道」末端部が2025年度開通へ “世界的LEDメーカー本社”に高速通じる

末端が先に開通します。

徳島南部道 小松島市~阿南市が先に開通

 国土交通省 徳島河川国道事務所は2023年9月13日(木)、徳島南部自動車道のうち立江櫛淵IC~阿南IC間3.2kmが2025年度に開通すると発表しました(未開通ICなどの名称は仮称)。

 徳島南部道は徳島道の徳島JCTから南へ、阿南市方面へ建設中の高速道路です。現在は徳島JCT~徳島津田IC間の7.1kmが開通済み。今回は、その延伸部ではなく、全線の末端部に当たる小松島市~阿南市の区間について先に開通見通しが示されました。 同区間は主に、市境となっている那賀川を渡る橋梁で構成されます。周辺の那賀川の橋では通勤時間帯に渋滞が発生していることから、新ルートの開通で交通転換による渋滞緩和が図られるといいます。 ちなみに、開通区間にできる那賀川の橋は、位置としては下流から5番目(JR牟岐線の橋含む)と内陸寄りになります。阿南ICが置かれるのは、国交省の資料で「世界的LEDメーカー(本社)」とされている日亜化学工業のすぐ近く。同社はノーベル物理学賞を受賞した中村修二さんが青色発光ダイオードを開発したことで知られます。 同社の各工場に3000台ほどの通勤車両があるため渋滞が発生しており、徳島南部道の整備が必要、という社員の声を国交省は紹介しています。 ちなみに、阿南ICから南は、阿南安芸自動車道として室戸方面へ延びる道路も計画されています。

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