ドイツ代表MFギュンドアン、完敗を認める「日本は守備でも攻撃でも上回っていた」

 ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(バルセロナ)が、9日に行われた国際親善試合の日本代表戦を振り返った。

 昨年末に行われたFIFAワールドカップカタール2022初戦で日本代表に1-2で逆転負けを喫すなど、2大会連続でグループステージ敗退に終わったドイツ代表。大会終了後でも5試合で1勝1分け3敗(2連敗中)と結果を残すことができず、厳しい批判にさらされているなか、9日にホームで行われた日本代表戦を1-4で敗れた。

 試合後、主将を務めるギュンドアンは『beIN Sports』に対し、「とても厳しい結果になってしまったことは明らかだ。僕たちにとっていい瞬間だったのはゴールを奪ったことだけだった。望んでいたリズムでプレーできて大きなチャンスを作り、ゴールを決めることができた」と振り返った一方で、「残念ながら、日本チームは守備でも攻撃でも僕たちを上回っていたことを認めなければならない」と完敗だったと語った。

「彼らは勝利に値していた。ボールを持っている時には正しくスペースも見つけられていた。守備も固く、あまりチャンスを作らせてもらえなかった。その一方で、僕たちは個人的なミスもあり、チャンスを与え過ぎてしまった。何回与えたのかはわからないが、少なくとも3、4回は中盤の位置から僕たちのGKに向かって行く場面があった。こんなことは起きてはならない。そして、そのようなミスをしたら、このレベルではそれで罰せられてしまう」

 この結果、3連敗となったことにギュンドアンは「僕たちの多くは精神的な問題を抱えていると思う。自信がなく、正しい瞬間やタイミングがピッチ上で理解できていない。このような結果が手助けになっていないことも明らかだ」と難しい状況であることを認めながら、次のように続けた。

「自分たち自身と戦っている感じがしているし、それが選手間での繋がりを築くことを難しくしている。精神やいい雰囲気などもね。僕たちはお互いをよく知っているけど、サッカー面においては自信を大きく喪失していることは明らかだ。それが結果を得ることをさらに難しくしていると思う」

 ハンジ・フリック監督の進退問題も浮上しているなか、ドイツ代表は12日にフランス代表との対戦を予定している。

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