
ドイツ代表のハンジ・フリック監督が、9日に行われる日本代表との国際親善試合に向けて記者会見に臨んだ。
昨年11月に行われたFIFAワールドカップ2022カタール大会以来の対戦を迎える両チーム。ドイツにとっては1-2で敗れた相手との再戦となる。
フリック監督は、ここ4戦未勝利の現状について「さまざまなテストをしてきて、チームとしてもいろいろと意見が出ている中で結果が出ていないことは否めない。それでも各メンバーにあらゆる役割を担わせて、見極めている段階だ」と前を向くと、「ここまで蓄積してきた経緯は、選手もアクティブで好感触だ。ポジティブに捉えているし、チームにとっても重要なことだね」と語った。
4日に追加招集を発表したFWトーマス・ミュラーについては「これまでチームにポジティブな影響をもたらしてきたことを知っている。唯一無二の魅力ある選手であることを、改めて感じているよ。知識も豊富だ。重要な役割を担うと思っている」とコメント。
そして日本代表の印象については「興味深いチームだ。W杯でも敗れたし、バリエーションに富んだプレーを見せる印象がある。鍛錬されたチームだと思うし、良い方向に発展してきたチームだと思っている。非常に楽しみにしている」と語り、「このチームを率いることに感謝の気持ちを持って、楽しんで取り組んでいく。入念に準備をしてきた。明日どのような結果が出るのか期待している」と意気込みを示した。