
フルアム所属のポルトガル代表MFジョアン・パリーニャの兄であり、代理人も務めるゴンサロ・パリーニャ氏が、同選手の去就について言及した。3日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
現在28歳のパリーニャは190cmの長身を誇り、昨年夏にスポルティングからフルアムに加入すると、昨シーズンは公式戦40試合に出場して4ゴールをマーク。フルアムの中盤の主軸として活躍を続けている。そんなパリーニャは今夏にバイエルンから関心を寄せられ、移籍市場最終日にはドイツを訪れてメディカルチェックを受けるなどバイエルン移籍が間近に迫っていたものの、フルアムがパリーニャの後釜の獲得に失敗し、移籍は実現しなかった。
そんななか、パリーニャの代理人を務めるゴンサロ・パリーニャ氏がこの移籍騒動について言及し、「夢が潰されたわけではない。ただ延期しただけだ」と同選手の将来的な移籍を示唆した。続けて「バイエルンには感謝の言葉を送りたい。たとえ弟が契約をしなかったとしても、私たち家族のこのクラブへの愛情は永遠に残り続けるだろう」と交渉を行ったバイエルンには感謝の想いも口にした。
今夏のバイエルン移籍は実現しなかったパリーニャだが、果たして将来的な移籍はあるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。