
<オメガ・ヨーロピアン・マスターズ 最終日◇3日◇クランス・シュル・シエレGC(スイス)◇6808ヤード・パー70>
欧州男子ツアーのスイス大会は、プロとして2試合目の出場となったルーキーの23歳、ルードヴィッヒ・アベルグ(スウェーデン)が最終日に「64」をマークして、逆転で初優勝を挙げた。
元世界アマチュアNo.1のアベルグは6月にプロ転向。首位を2打差で追いかけた最終日は、最後の5ホールで4つのバーディを奪ってトータル19アンダーとして、同じスウェーデンのアレクサンダー・ビョークに2打差をつけて振り切った。
3日目を終えて単独首位に立っていた2022年全米覇者、マシュー・フィッツパトリック(イングランド)は上がりの4ホールで3つ落とし、トータル16アンダーはコナー・サイム(スコットランド)と並んで3位タイに終わった。トータル15アンダー・5位タイにはフィッツパトリック兄弟の弟・アレックス(イングランド)、ニコライ・ホイガード(デンマーク)、ヨースト・ルーテン(オランダ)の3人が入った。
日本勢では、川村昌弘が1イーグル・3バーディの「65」をマークしてトータル14アンダーまで伸ばし、8位タイでフィニッシュ。今季4度目のトップ10入りとなった。また、久常涼はトータル13アンダー・13位タイ、比嘉一貴はトータル9アンダー・36位タイで大会を終えている。