
アーセナル所属のブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが、実戦復帰に近づいているようだ。25日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。
新シーズン開幕に向けてプレシーズンでの調整を続けていたG・ジェズスは、現地時間2日に行われたモナコとの親善試合を欠場。試合後にチームを率いるミケル・アルテタ監督は、G・ジェズスがひざを負傷していたことを明かし、プレミアリーグ開幕後の2試合でG・ジェズスはメンバー外となっていた。
その後の状態に注目が集まっていたG・ジェズスだが、着々と実戦復帰に向けたステップを歩んでいるようだ。アルテタ監督は26日に行われるプレミアリーグ第3節フルアム戦を前にした記者会見でG・ジェズスの状態について「軽度だが、プレシーズン後に手術を受けなければならなかったのは彼にとって大きな打撃だった。しかし、彼は一週間を通して良いトレーニングをしたし、彼は試合に出る準備ができている」と明かした。続けて、先発の可能性について尋ねられるとアルテタ監督は「準備はできている。いずれ分かるよ」と明言は避けた。
20年ぶりのプレミアリーグ制覇に向けて、今夏の移籍市場では積極補強を敢行したアーセナル。アルテタ監督が絶大な信頼を置く“9番”の復帰は、北ロンドンの名門にとって大きな追い風となるだろう。