
インテルは、バイエルンに所属するフランス代表DFベンジャマン・パヴァールの獲得に向けてオファーを提示したようだ。20日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
昨シーズンのインテルはコッパ・イタリアで2連覇を達成し、各国の強豪集うチャンピオンズリーグ(CL)でも13年ぶりに決勝に進出。セリエAでは最終節を前にCL出場圏内を確定させるなど、就任2年目のシモーネ・インザーギ監督の下で好成績を収めた。そんななか、インテルは今夏にスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルをやイタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオが退団しており、夏の移籍市場でのDFの補強を検討している。
そんなインテルはかねてからバイエルン所属のパヴァールの獲得交渉に臨んでおり、インテルのCEOを務めるジュゼッペ・マロッタ氏も19日に行われたセリエA第1節モンツァ戦を前に同メディアで「交渉は開かれている。パヴァールは我々に来たいという意思を表明した」と発言し、獲得交渉に臨んでいることを認めていた。そんななか、今回の報道によると、インテルはパヴァールへの関心を継続している模様で、同選手の獲得に向けてバイエルンに移籍金2700万ユーロ(42億円)+ボーナス300万ユーロ(約4億7500万円)のオファーを提示したとのこと。また、近日中に会談を行う予定もあるようだ。
果たして、インテルは無事交渉を成立させることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。