ゴミスが決意「強い川崎Fを取り戻す」 “ザ・ライオン”も日本の気候には苦戦?「適応する時間が必要なのでお待ちください!」

 川崎フロンターレは20日、等々力陸上競技場で元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスの加入会見を実施した。

 ゴミスは1985年8月6日生まれの現在38歳。サンテティエンヌでトップチームのキャリアをスタートさせ、その後トロワ、リヨン、スウォンジー、マルセイユ、ガラタサライ、アル・ヒラルでプレーした。2022年冬にガラタサライ復帰を果たし、公式戦28試合で10得点3アシストを記録。シーズン終了後に契約満了に伴う退団が発表されていた。

 ゴミスは「まずは温かく歓迎していただき、本当にありがとうございます。日本に来ることができて幸せですし、川崎Fでプレーできる喜びに満ち溢れています。川崎Fはエネルギーに溢れ、しっかりとしたプロジェクトがあるクラブです。川崎F、Jリーグでチャンスを得たことは大変名誉なこと」と喜びを語った。

 数あるオファーの中から、川崎Fを選んだ理由について「川崎Fは言うまでもなく、日本で特にこの5年間ベストチームの一つです。プロジェクト、野心を持ったクラブだと感じました」と説明。「今は思うような順位(現在9位)にいませんが、良い選手はいるので自信を取り戻すため、自分が経験を伝えて、後半戦で強いフロンターレを取り戻す。その素晴らしいタイミングになるだろうと信じて来ました。チームメイトと力を合わせ、ゴールを決め、タイトルを獲りたい」と意気込んだ。

 会見を終えると、約1,000人の川崎のファン・サポーターが待つスタンドへ。ゴミスチャントとコール、大きな拍手で出迎えられた。ゴミスは16日からトレーニングに合流しており、選手登録もすでに完了済み。背番号は18に決定している。現在のコンディションについて「正直ベストとは言えませんが、ハードワークを続けていきたい。良いところをたくさん見せたいという意気込みに満ちています。ザ・ライオン(ゴミスの愛称)は蒸し暑い日本に適応する時間が必要なので、お待ちください!」と呼びかけた。

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