バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが、13日に行われたラ・リーガ開幕節ヘタフェ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
今夏の移籍市場でDFイニゴ・マルティネスやMFイルカイ・ギュンドアンらを補強し、ラ・リーガ連覇を目指すバルセロナ。13日に行われた開幕節ではヘタフェと対戦したものの、インテンシティの高さと狡猾さを徹底された“ボルダラス・スタイル”に苦戦。前半にFWハフィーニャが退場すると、後半には異議を唱えたシャビ監督にもレッドカードが提示された。最後までゴールを奪えずに、0-0で試合終了を迎えている。
前後半で計19分のアディショナルタイムが取られるなど、要所要所でプレーが止まった同試合。まさにヘタフェの術中に嵌ったわけだが、F・デ・ヨングは「僕たち自身がもっと上手くやらなければならないのは明らかだけど、特に審判団とリーガはこのような行為に一線を引くべきだ」としつつ、「ヘタフェが悪いわけではない。あれが彼らのスタイルで、これまでもそのように戦っているからね。(後半のアディショナルタイム)9分は多いように見えるが、後半は25分〜30分ほどの時間を失っていた。これは恥ずべきこと」と審判団やリーグ側が許容していることに対して苦言を呈した。
一方で、F・デ・ヨングは新加入のMFオリオール・ロメウに言及。中盤でともにプレーする同選手については「オリオールと一緒にプレーするのはとても快適だよ。彼は多くのものを与え、ボールを保持すればフットボールを熟知しているから、とてもプレーしやすくなる。ライン間のパスも出せるし、完成された選手だ」と賛辞を送っている。
開幕スタートダッシュを成功させたいバルセロナの次戦は20日、本拠地『カンプ・ノウ』にカディスを迎え入れる。