
イギリスメディア『スカイスポーツ』は3日、ニューカッスルとサウサンプトンがイングランド人DFティノ・リヴラメントの移籍に関して合意したことを報じた。移籍金は3200万ポンド(約58億円)になると見られており、契約にはニューカッスルが同選手のパフォーマンスによって、サウサンプトンに追加報酬を支払う要項が含まれているようだ。
右サイドバック(SB) のリヴラメントは、2002年生まれの20歳。2009年からチェルシーのアカデミーに所属し、2020―-21シーズンにはアカデミーの年間最優秀選手に選出された。しかし、チェルシーとの契約合意には至らず、2021年に500万ポンド(約9億円)でサウサンプトンへと移籍。すぐさま新天地でプレミアリーグデビューを飾ったが、2022年に前十字靭帯を損傷し、2023年5月21日に392日ぶりの試合出場を果たした。
サウサンプトンは数週間前、ニューカッスルからのリヴラメントへの3000万ポンド(約54億円)のオファーを拒否。チャンピオンシップ(イングランド2部)への降格にもかかわらず、選手たちの評価を堅持し、安売りしていない意向であることが報じられていた。
チャンピオンズリーグに参戦する新シーズンに向け、ニューカッスルが着実に選手補強を進めている。