
ミランは27日、ビジャレアルからナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、ミランはチュクウェゼと2028年6月30日までとなる5年契約を締結。背番号は「21」に決定した。なお、移籍金については明らかになっていないが、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、固定となる2000万ユーロ(約30億円)の移籍金に最大800万ユーロ(約12億円)の追加オプションが付随する契約で両クラブは合意したという。
現在24歳のチュクウェゼは2017年8月にビジャレアルの下部組織に加入し、2018年9月にトップチームデビューを果たした。同クラブではここまで公式戦通算207試合に出場し、37ゴール31アシストを記録。2020-21シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献した。また、2018年11月にデビューを飾ったナイジェリア代表ではここまで通算28試合の出場で4ゴールを記録している。
覇権奪回を目指すミランにとっては、MFルベン・ロフタス・チーク、FWクリスチャン・プリシッチ、FWルカ・ロメロ、MFタイアニ・ラインデルス、FWノア・オカフォーらに続き、今夏7人目の補強となった。