
ビジャレアルは26日、ミランから元U-21イタリア代表DFマッテオ・ガッビアをレンタル移籍で獲得したことを発表した。レンタル期間は2024年6月30日までとのことだ。
1999年10月21日生まれのガッビアは現在23歳。ミランの下部組織出身で、2017年8月にトップチームデビューを果たした。2018-19シーズンはルッケーザ1905(当時セリエC)にレンタル移籍加入し、2019年夏にミランに復帰して以降は徐々に頭角を現していく。昨シーズンは公式戦17試合に出場するなど、期待の“若きCB”だ。
ビジャレアルは今夏の移籍市場で、FWニコラス・ジャクソンやFWアルノー・ダンジュマ、さらにはクラブの象徴でもあったDFパウ・トーレスらが退団。一方で、MFデニス・スアレスやMFサンティ・コメサーニャ、FWアレクサンデル・セルロートら6選手を新戦力として迎え入れていたものの、CBの補強はガッビアが最初となる。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ビジャレアルからミランへの移籍が間近のFWサムエル・チュクウェゼとは、“別の取引”のようだ。