オランダでブレイクした“天才肌のMF”がミラン加入間近! 昨夜に現地入り「最初の電話でイエスと答えた」

 ミランは、AZに所属するオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスの獲得が間近に迫っているようだ。17日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 2022-23シーズンは、チャンピオンズリーグ4強入りを果たしたものの、連覇を目指したセリエAでは4位に終わったミラン。今夏の移籍市場で、クラブのアイコンになりつつあったMFサンドロ・トナーリを最大7000万ユーロ(約110億円)で売却した反面、GKマルコ・スポルティエッロ、MFルベン・ロフタス・チーク、FWルカ・ロメロ、FWクリスティアン・プリシッチを獲得しており、“王座奪還”に向けたスカッド強化は進んでいる。

 すでに4選手を補強しているが、依然として移籍市場で調査を続けるミラン。MFユヌス・ムサ(バレンシア)やFWサムエル・チュクウェゼ(ビジャレアル)の獲得を検討中と報じられている中で、今夏5人目の新戦力としてAZに所属するMFタイアニ・ラインデルスを迎え入れそうだ。2017年12月にヨングAZ(Bチーム)からトップチームに昇格した同選手は、テクニックやセンスが光る“天才肌”のセントラルミッドフィルダーで、2020-21シーズンに頭角を現した。昨シーズンは公式戦54試合に出場し7得点12アシストを記録するなど、24歳で本格的にブレイクを果たしている。

 先月末には個人間合意に達したことが取り沙汰されており、クラブ間での交渉がまとまれば、ミラン加入が既定路線となっていたラインデルスが、17日夜にミラノ・リナーテ空港に到着した。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、報道陣の前に登場した同選手は「ここに来る決断は簡単だった。最初の電話でイエスと答えたよ。僕の夢はスクデットとチャンピオンズリーグを制覇することだ」と告白。18日に実施されるメディカルチェックを通過後、2027年夏までの契約を締結するとのこと。背番号は『14』を選択したようだ。

 母国を旅立ち、憧れの地で新たな冒険を始めるラインデルス。ミラン史上17人目のオランダ人選手として、まもなく公式で発表される。

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