
ローマが、マンチェスター・Uに所属するイングランド人FWメイソン・グリーンウッドをレンタル移籍で獲得する可能性があるようだ。2日、イギリス紙『サン』が報じている。
現在21歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・Uの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待されていたが、2022年1月に恋人であるハリエット・ロブソンさんに対するレイプと暴行容疑で逮捕。その後、レイプ未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、マンチェスター・Uでの活動が停止となっていたが、今年に入り起訴が取り下げられた。
今回の報道によると、そんなグリーンウッドに対し、ローマが関心を寄せている模様で、レンタル移籍での獲得を目指しているとのこと。さらに、ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督はすでにグリーンウッド本人や同選手の父親と連絡を取ったとも報じられている。また同紙によると、グリーンウッドにはローマの他に、ユヴェントスやミランなどセリエAの複数のクラブから関心を寄せられているようだ。
モウリーニョ監督がすでに選手本人と接触したとも報じられたローマは、2022年1月以降プレー機会の無いグリーンウッドをレンタル移籍で獲得することとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。