
<宮里藍 サントリーレディス 初日◇8日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6513ヤード・パー72>
午前7時15分に第1ラウンドがスタートし、4日間の熱戦が幕を開けた。午前8時5分にはサントリー所属選手として初めて今大会に出場する渋野日向子が10番からスタートした。
ディングチャンピオンの山下美夢有、そして同社とスポンサー契約を契約を結びアマチュアの馬場咲希(代々木高3年)との“ダブルホステス”という注目組に入った渋野は、ティイングエリアでアナウンス後、全方位にお辞儀してティオフ。ドライバーでフェアウェイ右サイドをとらえると、セカンドで左手前5メートルにつけた。すると続くパットを沈めてバーディ発進。笑顔を見せて続くホールに向かった。
2打目を80センチにつけた馬場のプレーに「ナイス!」と渋野が声をかけるなど、和やかな雰囲気でラウンドは進んでいきそう。その馬場もバーディで滑り出し、山下はパーをセーブした。
現在のトップは2アンダーで前半をプレーしている菅沼菜々、佐久間朱莉、フェービー・ヤオ(台湾)が並ぶ。今大会は優勝と2位、さらに大会終了後のメルセデス・ランキング上位3人(有資格者を除く)に8月に英国で行われるメジャー大会「AIG女子オープン」(全英)の出場も与えられる。