
チェルシーに所属するイングランド代表MFメイソン・マウントが、所属クラブに退団の意思を通達したようだ。4日、イギリスメディア『フットボール・インサイダー』が報じている。
現在24歳のマウントは6歳でチェルシーのU-9チームに加入した下部組織出身の選手で、フィテッセやダービー・カウンティへのレンタル移籍を経て、2019年8月にトップチームデビューを果たした。以降中心選手として活躍し、ここまで公式戦通算195試合出場で33ゴール37アシストを記録している。しかし、現行契約が2024年6月30日までとなっていることから、来夏のフリー移籍を避けるために今夏の移籍が噂されており、去就には注目が集まっている。
そんなマウントだが、所属クラブであるチェルシーに退団の意思を通達した模様で、かねてから移籍先の候補として挙げられていたマンチェスター・Uと個人合意に至ったようだ。加えて、マンチェスター・Uは今週末までにこの移籍交渉を成立させることを目指しており、未だ移籍金に関してクラブ間では合意に至っていないものの、交渉は進み続けているという。
また、同メディアは、マウントがチェルシーとの契約延長を拒んでいる理由の一つとして、マウント自身が要求する年俸とクラブが用意する年俸の額に隔たりがあることを挙げている。さらに、マウントはマンチェスター・U以外にも、リヴァプールからオファーを受けていたようだが、来季のチャンピオンズリーグ出場権を考慮し、マンチェスター・U行きを選んだようだ。
果たして、マウントのマンチェスター・Uへの移籍は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。