
ツアー会場には、最新情報がてんこ盛り。プロが使用するギアも、そのひとつだ。結果を求め、選手はさまざまなクラブや用品をテストする日々。そこで発見した、気になるニューアイテムを紹介! 今回は「リゾートトラスト レディス」が行われているグランディ浜名湖ゴルフクラブから。
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リゾートトラストグループ創立50周年記念大会の会場で、パンと目に飛び込んでくる黒と赤の見慣れぬシャフトを発見した。そこに書かれているのは『TOUR AD VF』の文字。どうやらグラファイトデザインの新作のようだ。デザインも一気にクールさが増し、これまでのものとはガラリと雰囲気も変わっている。
ツアー担当者に話を聞いてみると「まだ詳細は…」と口ごもるほど。ツアー会場への投入も今週からという“初モノ”だ。ただ、すでに西郷真央や金田久美子らが練習日からテストを開始しており、すぐに実戦に投入する選手も現れそうな予感がする。
プロアマが行われた24日には、初めてシード選手としてシーズンを戦っている岸部桃子がテストをしていたので、その様子をチラリ。ツアー担当者から説明を受けると、感触を確かめるようにドライバーで何球か打ち込んでいた。その後は再び担当者らと話し込み、再び通常の練習に戻っていった。
その後、打撃練習場から出てきた岸部に、印象を聞いた。すると「しなりを感じました。球も上がりやすいですね」という答えが返ってきた。現在は『TOUR AD DI』(フレックスS)を使用しているが、それとの最大の違いについて聞くと「しなりですね」と繰り返した。一体ほかにどのような特徴があるのか?今後、徐々に明らかになるであろう詳細を待ちたい。