星野陸也はティショットに苦戦… ラフからチャンス作れず「ずるずるといってしまった」

<全米プロゴルフ選手権 初日◇18日◇オークヒルCC(米ニューヨーク州)◇7394ヤード・パー70>

今大会に3年連続の出場を果たした星野陸也は、これまででもっとも苦しい初日となってしまった。1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「75」で回り、暫定99位タイと大きく出遅れた。
10番からコースへと出ると、いきなりのボギー発進。14番の短いパー4ではティショットをグリーン近くまで運びバーディを奪ったが、1打目でグリーンを捉えた続く15番パー3に罠があった。

手前13メートルほどにティショットを乗せたが、「前のホールでショートしてたので、それもあって強く入ってオーバーしてしまった」とバーディパットはカップを通り抜けて奥のカラーにこぼれた。返しのパーパットも「見た目以上に傾斜があってミスをした」とそこから3打を要し、1オン4パットで痛恨のダブルボギーを叩いてしまった。

序盤からティショットをなかなかフェアウェイに置くことができず、この日のキープ率は14ホール中4回。シューズが埋まるほどのラフにつかまってしまえば、グリーンに乗せることは難しくなり、バーディパットを打つこともままならない。

「ラフからのショットが続いてしまって、チャンスになかなかつけることができず、ずるずるといってしまった」とスコアを戻すことはできず。安全に刻もうとしたティショットも、外したらスコアを落としかねないラフという「圧迫感」から、フェアウェイをヒットすることが少なかったことを悔やむ。

午後組としてプレーする2日目は、風が強く吹く予報。そのなかでコントロールをしてフェアウェイを捉えながら、チャンスメイクして、スコアを伸ばしていかなければならない。「練習に行ってきます。2番アイアン練習してきます」とホールアウト後は特打に向かった。巻き返しに向けて、準備を整えたい。(文・笠井あかり)

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