623ヤードのパー5「あなたは何打で上がれますか?」 全米プロ開催コースのモンスターホールを紹介

メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」がオーク・ヒルCC(米国・ニューヨーク州)で開催される。米国男子ツアー公式インスタグラムにて、オーク・ヒルCCの13番ホールの紹介動画が「あなたは何打で上がれる?」という問いかけとともにアップされた。
オーク・ヒルCCの13番はパー5で、なんと623ヤードという長さ。ティショットで少しでも距離を稼ぎたいホールだが、ティイングエリアから約325ヤード地点にクリークが流れており、プロたちにとっては思い切り飛ばせないようになっている。

4つ目の動画に映っているジャスティン・トーマスとトレイ・マリナクス(ともに米国)のセカンドショット地点は、やはりクリークのすぐ手前。風やキック次第では、ティショットがクリークに入ってしまいそうな位置だ。

さらにこのホールの難しいところは、セカンド地点以降が打ち上げとなっている点。ティショットで300ヤード飛ばせたとしても、打ち上げの325ヤードが待っているのだ。レイアップするにしても、残り125ヤード地点は右サイドにバンカーが配置されている上に、左サイドに逃げればサードショット時に木が邪魔になる設計。

トーマスとトレイはウッドを使ってこれらの罠を回避したようだが、マックス・ホーマ(米国)はレイアップを選択。左の大きな木が少し気になりそうな状況からピンを狙う姿が映し出されている。

グリーン周りも難易度が高い。手前にはアゴの高いバンカーが配置され、周辺のラフはかなり長くなっている。最後の動画でニコラス・エチャバリア(コロンビア)がラフからのアプローチを練習しているが、ヘッドがうまく抜けず苦戦している様子。これに加えて、厳しいピン位置に硬いグリーンとなれば、1つのミスショットで大きくスコアを崩す可能性もあり得るホールだ。

このホールを、パー以上で上がれるアマチュアがどれくらいいるだろうか。今年の「ザ・プレーヤーズ選手権」にて、「アマチュア95人が名物ホールをプレーしてみたらどんなスコアになるのか」という実験企画があったが、このホールでもやってみると面白い結果が生まれそうだ。

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