「クラブ選びは顔が大事だけど、データを取ってから感覚を磨いてほしい」古閑美保と青山加織がゴルフフェアで息の合ったトーク

10日~12日の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県)で行われている国内最大級のゴルフ総合展示会「ジャパンゴルフフェア2023」。11日土曜日にダンロップのブースで古閑美保と青山加織のトークショーが行われた。
古閑と青山は、ジュニア時代に坂田信弘が指導する坂田塾でゴルフに励んでいた。古閑が坂田塾1期生で、青山は3期生。小学生時代からの仲とあって、息の合ったトークでファンを楽しませた。
 
トークショーは最近増えている女性ゴルファーに向けての話題だったが、男性アマチュアゴルファーにも大いに参考になるポイントが盛りだくさんの内容だった。
 
グリップ交換の時期についての質問には「小学生のころは、すり減ってシャフトが見えるくらいになるまで使っていました。すり減っていてもグリップの形は決まってくるので、初心の方ほど替えなくてもいいと思います」と古閑が話すと、青山は「先輩が言うとおりです。小学生時代はもったいなくて、ずっと同じグリップでした」と続けた。
 
クラブの選び方に質問が移ると、「まず構えて、ビタッとするタイプがある。すわりが悪いとか、気になったらダメ。人間と一緒。顔は気になるでしょ」と古閑。
 
青山は「先輩と一まったく緒です。ただ私は、ドライバーからフェアウェイウッドまで一緒のシャフトにするなど、流れを整えています」と、話した。
 
フィーリングを大事にして好みで決めるのがいいのだが、注意したいことがあるという。
 
「流行とか人気があるとかの理由で決めてもいい。でも、しっかりデータを取ってもらって決めてください。いまはほとんどのショップでフィッティングをやっています。データをとってから、感覚を磨いたらいいと思います」と古閑が話せば、「スイングも数字で見られる時代です。シャフト選びもデータを取ることをオススメします」と、青山が補足。
 
このデータを取る重要性については、古閑なりの経験から得た知識があった。
 
「子どもは与えられたクラブに合わせる能力があるけど、大人はそれができないんです。子どもは当てることを考えず、振ることから始めます。大人は最初から当てることを考えて振ってしまうんです」と、古閑。
 
子どもは見よう見まねと直感で振るが、大人は理屈を考えて当てることばかりに意識が働いてしまうというのだ。だからデータをしっかり取って、数字で客観的に自分の振りを見ることが大事になってくる。
 
さすがベテランの二人。トークショーに集まったファンは、首を縦に振るばかりだった。

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