ドルトムントに所属するドイツ代表MFエムレ・ジャンが、チェルシー戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが7日に行われ、ドルトムントはチェルシーと対戦。ファーストレグを1-0で先勝して迎えた敵地での一戦は、43分に失点すると、53分には蹴り直しのPKから追加点を奪われ、このまま試合終了。2試合合計1-2で逆転され、2シーズンぶりの準々決勝進出とはならなかった。
試合後、フル出場したジャンは『Prime Video』で「チェルシーは僕たちに攻撃しなければいけなかったが、彼らはうまくやってのけた。特に前半はね。後半は僕たちにもいくつかチャンスはあった。一つはジュード(・ベリンガム)のがね。でも、オープンプレーから十分なチャンスを作ることはできなかったということも正直に言う必要がある」と落胆を口にした。
2023年に入ってから公式戦10戦全勝と好調だったものの、今年初黒星でCL敗退となってしまったドルトムント。ジャンは試合開始早々の5分に負傷交代を余儀なくされたドイツ代表MFユリアン・ブラントを欠いたことが試合に大きく影響を与えたと語った。
「ユリアン・ブラントは最近、僕たちにとって重要な選手だった。ケガで彼を欠いたことに対応することは大変だった。間違いなく彼がいないのは痛手だったが、起こったことを変えることはできないからね」