
サウサンプトンに所属するイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズが、18日に行われたプレミアリーグ第24節チェルシー戦を振り返った。
ウォード・プラウズはチェルシー戦の前半アディショナルタイム1分、ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックのキッカーを担当。正確にゴール左隅を撃ち抜いて先制点をもたらした。サウサンプトンはこの1点を守り抜き、ルベン・セレス暫定監督の初陣で金星を挙げた。
欧州随一のプレイスキッカーとして知られるウォード・プラウズは、プレミアリーグで通算「17」本の直接FKを決めている。かつてマンチェスター・Uで活躍した元イングランド代表デイヴィッド・ベッカム氏のリーグ記録「18」まで、あと「1」に迫った。
サウサンプトンの主将は試合後、イギリスメディア『BBC』に対してコメント。「これよりも良いゴールは決めてきたけど、ゴールが決まった瞬間は嬉しかったよ。人生におけるどんなスキルも、努力すれば完成させることができると知っている。子供の頃、両親の家の庭でやっていたことが、僕の夢だった。今日、それを実行できるのは素晴らしいことだ」と、得点の喜びを語った。
最下位サウサンプトンは4試合ぶりの勝利で連敗を「3」で止めた。“セインツ”生え抜きの28歳はクラブ公式サイトを通じてもコメントし、「本当にうれしいよ。今シーズンは決して楽ではなかったが、今日は大きなターニングポイントとなり、今後への足がかりとなることを期待している」と、シーズン後半戦での巻き返しを誓っている。
サウサンプトンは次節、25日に敵地で19位リーズとの“シックスポインター・マッチ”に臨む。
【ゴール動画】ウォード・プラウズが華麗なる直接FK弾!