ついに姿現す「最大規模の新幹線駅舎」北陸新幹線・敦賀駅 足場解体で工事大詰め

開業まであと1年となりました。

外部足場が解体されて駅外観の全景が出現

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は2023年2月8日(水)、建設を進めている北陸新幹線の敦賀駅について、駅外観の全景を見ることができるようになったと発表しました。

 敦賀駅ではこれまで屋根や外壁工事などが進められてきましたが、工事が大詰めを迎え、このほど外部足場が解体。これにより、延伸区間である金沢~敦賀間の6駅全てで外観の全景が出現したことになります。 敦賀駅は島式ホーム2面4線の高架駅で、1階に在来線、2階にコンコース、3階に新幹線ホームが設けられる3層構造となります。高さ約37m、幅約44mと、整備新幹線駅舎としては全国最大規模になります。2階コンコースは北側が新幹線用、南側が在来線用となり、中間に乗り換え改札が設置される予定です。  駅のデザインコンセプトは「空に浮かぶ~自然に囲まれ、港を望む駅」。天井を北前船の帆をイメージした浮揚感のあるデザインとし、床は船の甲板を想起させる木調タイルで仕上げられる予定。今後は内装工事や設備工事が進められます。開業は2024年春の予定です。 

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