
インテルが、イングランド代表DFハリー・マグワイアの期限付き移籍獲得について、所属先のマンチェスター・Uに問い合わせを行った模様だ。30日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
『デイリー・メール』によると、インテルはパリ・サンジェルマン(PSG)移籍が有力視されているスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルの後任として、マグワイアに白羽の矢を立てている模様。同紙は「インテルは冬の移籍市場が閉まる直前に、マグワイアを期限付き移籍で獲得できるかどうかを問い合わせた」と報じる一方で、「選手は夏の移籍を視野に入れている」とし、マグワイアが今冬の移籍市場でインテルに移る可能性は高くないとしている。
マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は、センターバックコンビにフランス代表DFラファエル・ヴァランとアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスを好む傾向にあり、マグワイアのチーム内での序列は不透明なものとなっている。マグワイアは、負傷や出場停止などによって自身にチャンスがめぐってくる可能性を考慮しているものの、シーズン終了時までに状況が変わらなかった場合、プレミアリーグや国外リーグのクラブに移籍する選択肢も除外していないという。
28日に行われたFA杯4回戦のレディング戦に先発フル出場したマグワイアは、試合後に「29歳の僕にとって、これまでのキャリアの中でこのような立ち位置(控え)にいたことがないんだ」と複雑な心境を吐露している。