
インテルに所属するスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが、契約延長のオファーを断ったようだ。19日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
報道によると、インテルとシュクリニアルの契約は今年6月30日までとなっており、インテルはかねてから同選手との契約延長交渉を進めてきた。しかし、イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、同選手は現時点では契約延長の意思はなく、他クラブからのオファーを検討するという意向をチームに伝えたようだ。
インテルは現在、年俸600万ユーロ(約8億4000万円)のオファーを提示しているが、これがクラブにとって可能な最大限の条件であり、これ以上金額を上乗せすることは難しいという。そのため同メディアでは、インテルに残留する可能性は低いことが指摘されている。
なお、シュクリニアルに関心を寄せるクラブは複数存在し、パリ・サンジェルマン(PSG)やトッテナム、チェルシーなどが移籍先の候補として挙げられている。特にPSGはインテルが提示している年俸額の倍の金額でオファーをしているとも報じられており、有力候補の一つとなっているようだ。
今シーズン終了後のインテル退団が濃厚と見られているシュクリニアルだが、果たして来シーズンはどこでプレーするのだろうか。今後の動向に注目が集まる。