ドルトムントに所属するイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、シーズン後半戦に向けた意気込みを語った。12日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
今シーズンのドルトムントは、チャンピオンズリーグ(CL)でマンチェスター・C、セビージャ、コペンハーゲンと同居したグループGを2位で勝ち抜き決勝トーナメント進出を決めたほか、DFBポカール(ドイツ国内カップ)でも3回戦に進出。ブンデスリーガでは不安定な戦いが続き、首位バイエルンと勝ち点「9」差の6位に沈んでいるが、シーズン後半戦に向けてタイトル獲得の可能性を残している。
加入3シーズン目を迎えた19歳のベリンガムは、ここまで公式戦22試合に出場し9ゴール3アシストをマーク。チームの”中盤の要”として圧巻のパフォーマンスを披露している。目前に迫ったリーグ再開に向けてチームと共に調整を進めている同選手は、今シーズンこれまでの戦いを振り返りつつ、シーズン後半戦に向けた意気込みとタイトル獲得への意欲を次のように語っている。
「僕たちのポテンシャルを考えれば、リーグで6位という成績は到底納得できないものだ。シーズン前半戦では、どのチームにも勝てる力があることを証明した反面、どのチームにも負ける可能性があるということを示してしまった。それがとても残念だったよ」
「シーズン後半戦に向けて、チームとしてのレベルを上げていけば、何か特別なことを成し遂げられるだろう。今シーズン中に広場でファンやサポーターと共に歓喜を分かち合いたいと思っている。”カップ”(タイトル)を獲得できれば良いシーズンになると思う。ブンデスリーガでのプレーが本当に楽しみだし、CLのチェルシー戦(ラウンド16)で結果を出すことも重要だと思っているよ」
レアル・マドリードやリヴァプール、マンチェスター・Cなどからの関心が明らかになっているベリンガム。移籍や去就に関する報道が加熱する中でも、選手自身はドルトムントの一員として臨むシーズン後半戦に集中しているようだ。