初優勝に飛距離アップ 香妻陣一朗がハワイで感じる自信「戦えると思う」

<ソニー・オープン・イン・ハワイ 事前情報◇13日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>

初優勝で得た自信を米ツアーでの活躍につなげる。昨年の国内ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した香妻陣一朗が、ハワイで2021年の初戦に挑む。開幕前日には約1時間のショット練習や、パッティングの確認などを行い最終調整した。

先週の金曜日(8日)に現地入りし、そこから2日間は近隣のコースで体慣らし。月曜日から会場のワイアラエCCで本格的に1.5ラウンドをこなし、隈なくポイントをチェックした。「距離がそんなに長くないし、戦えると思う。ただ芝、グリーン周りは難しい」という場所の攻略を目指していく。

19年に千葉県の習志野CCで行われた「ZOZOチャンピオンシップ」では、米国で活躍するトップ選手たちとプレーをともにしたが、「初めて」海外で戦う米ツアーはやはりその雰囲気とは異なる。「みんなでかいですね。体がでかい。どれくらい飛ぶのか、つい見てしまいますね」と、近くで繰り出されるスイングの迫力は無視できない。

ただ“戦えると思う”という気持ちは、ZOZOのときには感じられなかったものだ。57位タイという結果に終わったあの時は「まだ戦えないと思った」のが本音だった。しかし今週は「いけるような気がする」と、自信を持って初日のティオフを迎えられそうだ。

それは優勝を経験したことに加え、「少し伸びた。キャリーで290〜300ヤードくらい」と、オフに取り組んでいるドライバーの飛距離アップに手応えを感じられていることも大きい。「トレーニングもしてきたし、7(スリクソンの『ZX7』ドライバー)に替えて飛ぶようになった」と、“心技体+ギア”の充実が感じられる。

あとは「カギになるのはパッティング。芝目を読むのもここは難しい」というグリーンに細心の注意をはらいながら、スコアメイクしていくのみ。「吹いたほうがチャンスあるんじゃないかな。風は得意なので」。身長165センチと小柄な日本選手が、大男たちのなかで“一陣の風”を吹かせる。

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