ダム建設地から竪穴式住居跡 愛知県設楽町

 愛知県設楽町で建設中の設楽ダム建設地で、保存状態の良い竪穴式住居跡が見つかった。約2100年前の弥生時代中期のもので、住居跡には人工的に積まれた周堤(土手状の高まり)がはっきりと残っており、当時の竪穴式住居の構造を示す事例として全国的にも貴重だという。
 住居跡が見つかったのは同町川向の上ヲロウ・下ヲロウ遺跡。これまで約3200~2500年前の縄文時代晩期のものと考えられていた。遺跡を含む地域は2026年完成予定の設楽ダムに沈むことから、発掘調査を進めていた。
 建設地内には39カ所の遺跡があり、うち23カ所の調査が完了。調査を行う愛知県埋蔵文化財センターの川添和暁氏は「土石流に覆われていたため保存状態が良かった。周辺を一斉に調査できるのは、考古学的には意義が大きい」と話している。【もぎたて便】

〔写真説明〕上ヲロウ・下ヲロウ遺跡で発見された弥生時代中期の竪穴式住居跡=愛知県設楽町

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ダム建設地から竪穴式住居跡 愛知県設楽町 へのコメント 1件 』

  • 投稿者:大和

    弥生中期、先史の貴重な資料となる発掘も、ダム予定地の遺跡。保存はどうするのでしょうか。
    ダムの中止は現実的ではないし。

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