昨年の台風災害で被災した三陸鉄道が復活!リアス線163kmが全線運行を再開

岩手県の三陸海岸を縦貫する三陸鉄道は、昭和59年に全国初の第3セクター鉄道として開業しました。

平成23年3月11日の東日本大震災により大きな被害を受けましたが、平成26年4月に全線運行を再開。昨年3月には、JR東日本からJR山田線の宮古~釜石間の経営移管を受け、大船渡市・盛駅から久慈駅まで163kmが「リアス線」として一つのレールでつながり、営業路線の総延長が日本一の第三セクター鉄道として再出発を果たしました。

しかし、運行を始めて半年が過ぎた昨年10月、全国的に大きな被害をもたらした台風19号により、線路への土砂流入や路盤の流出など甚大な被害を受け、約7割の区間で運休が生じることとなりました。

その後、関係機関や全国からの多くの支援により復旧工事を進め、順次運行再開区間を延ばし、3月20日に全線運行が再開しました。

三陸には、海岸線が織り成す美しい景色だけでなく、震災を乗り越えた人々のたくましく温かい笑顔があふれています。笑顔をつなぎ、地域と共に走る「三陸鉄道」に注目です。


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