【50歳からの「オトナの放課後」】(第7回)ドーパミンで老化の進行が遅れる?「私の音楽史」をたどる(2)

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鈴木準さんの50歳からの「オトナの放課後」、第7回目の後編は洋楽です。引き続き、あなたの好きな音楽のこと、教えてください!前編はこちら

洋楽の入門は、やはりビートルズとカーペンターズ


昭和48年に中学校に入学しましたが、洋楽はまずはビートルズからでした。当時は既に解散していましたが、彼らのヒット曲が収録された「赤版・青版」はよく聞きました。個人的には初期の『プリーズ・プリーズ・ミー』や『抱きしめたい』が好きでしたね。そして今は亡き、カレン・カーペンターの澄んだ歌声に魅了された、カーペンターズの『イエスタディ・ワンス・モア』は、特に女の子の間で人気がありました。

中学校は部活動がわりに、万年放送部でしたが、そんな中学3年生の時に、学校の放送で流した、ヴァン・マッコイの『ハッスル』のジャケットに掲載されていたダンスが、なんだかセクシーさを感じていましたが、まだ当時地方の中学生には、ディスコの存在は未知の世界でしたね(笑)。


高校生はひたすらロック、その中で・・


高校生になると、買っていたレコードはほとんど、ハードロックやプログレッシブロック。ディープ・パープル、レッド・ツェッペリンや、ピンクフロイド、キング・クリムゾンといったアーティストを聴いていましたが、正直ピンクフロイドは、当時聴いていても良さが分からず、背伸びをして聴いていました。そしてイーグルスの『ホテルカリフォルニア』でアメリカンロックに目覚め、当時は雑誌「POPEYE」の影響でアメリカの西海岸カルチャーが影響を与えた時代。そんな中で、友人から聞き、初めて聴いたブラックミュージックが、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの『宇宙のファンタジー』でした。今までに聴いた洋楽とは全く異なる世界観に、「一体これは何?」と、田舎の高校生は魅了され、そして昭和53年に「サタデー・ナイト・フィーバー」が日本公開。ロードショーを観るため名古屋まで行った思い出があります。


そして上京するとDISCOの影響を受ける!


高校卒業後の昭和54年4月に上京しますが、当時はディスコの一大ムーブメント。最初に行ったのは、新宿歌舞伎町の東亜会館にあったカンタベリーハウスBIBA館。店内では前出のアース・ウィンド・アンド・ファイアーの『ブギー・ワンダーランド』がヘビーローテーション。そして翌年には六本木伝説のサーファーディスコ、キサナドゥで聴いた、レイパーカーJr&レィディオの『パーティーナウ』は、今でもディスコではテッパンソングです。

当時はディスコで流れるソウルミュージックにはまり、米軍ラジオ局のFENで夜11時から放送されていた「ドン・トレーシー・ショー」を聴いて、最新のアメリカで流行っているブラックミュージック、ディスコミュージックをチェックしていました。

そしてAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)もよく聴きました。都会的でオシャレな音は、何か自分が大人になった感じがして、当時の男の子はクルマの中で、特にデートでよくかけていましたね。ボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェルや、スティーリー・ダン、クリストファー・クロス、好きなアーティストがいっぱいです。ディスコでも特に「サーファーディスコ」では、ブラックの楽曲の合間によくかかっていました。


あの頃の音楽を聴くことで、再びワクワクしよう!


前編の冒頭にもお話ししたように、昔の音楽を聴くことは、今の「ドキドキ・ワクワク」に繋がります。ディスコに再び帰って来た「少年・少女たち」は、無邪気にはしゃいで楽しんでおり、こうした時間や空間から、「忘れていた何か」を思い起こして、新たなチャレンジを図ることは珍しくありません。
いま、この原稿を書いているのは3月20日で、世の中は自粛ムードですが。そんな時だからこそ、昔聴いた音楽に耳を傾けて「ワクワク感」を味わうのも良いのではないでしょうか。

 
 
筆者:鈴木 準(スズキジュン)
株式会社ジェイ・ビーム代表取締役
マーケティング・コミュニケーション・コンサルタント、
コラムニスト、ABS研究家、昭和歌謡DJ
南カリフォルニア大学ジェロントロジー学科通信教育課程修了
一般財団法人グローバルジェロントロジーセンター:美齢学指導員
一般社団法人日本元気シニア総研執行役:ABS研究会主任研究員
一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会:客員講師
共著書として「広告ビジネス戦略(誠文堂新光社)」を始め、執筆、セミナー、企業研修は多数


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【50歳からの「オトナの放課後」】(第7回)ドーパミンで老化の進行が遅れる?「私の音楽史」をたどる(2) へのコメント 870件 』

  • 投稿者:(´Д`⌛️)オカルトさん(By.ss)

    ( ゚ー゚☆)♪(=´▽`=✴️)♪
    ■ Paul Anka ポール アンカ (Canada.オタワ市→USA☆1941.7/30生~81才☆レバノン系のカナダ&アメリカ人歌手)
    【 That’s How Love Goes [1967.昭和42年] 】
    ♦ポール アンカさんの初来日は、1958[昭和33年]7月6日の17才だった。その後、たびたび来日し、2003年…2008年…そして( ゚ェ゚☀️)今年、東京で行われるコンサート[5/23]の為に、15年ぶりに来日予定。
    (⏱️´・_・) 確か2月からチケットが売り出されて今月末迄と思います。

  • 投稿者:(・_・✡️)オカルトさん(By.ss)

    (^_^✡️)♪( ゚ェ゚☯️)♪
    ■ Particular People パティキュラー ピープル (英国のロック グループ)
    『 What’s The Matter With Juliet [1968.昭和43年] 』

  • 投稿者:(´Д`⌛️)オカルトさん(By.ss)

    (^_^)♪(=^ェ^=)♪
    ■ Pat Shannon パット・シャノン (USAオハイオ州.カントン市.生年月日は不明)
    『 She Sleeps Alone [1968.昭和43年] 』

  • 投稿者:(゚∀゚⌛️)オカルトさん(By.ss)

    (^o^❇️)♪( ゚ェ゚✴️)♪
    ■ Brian Poole ブライアン・プール (英国ロンドン市.ダゲナム地区.1941.11/2生~81才)
    〖 Everything I Touch Turns To Tears [1966.昭和41年] 〗

  • 投稿者:(´ー`⌛️)オカルトさん(By.ss)

    (^o^☆)♪( ゚ェ゚⭐️)♫(´・ェ・`❇️)♬~
    ■ The Flirtations ザ フラーテーションズ
    【 Little Darling I Need You [1971.昭和46年] 】

  • 投稿者:(°▽°⏱️)オカルトさん(By.ss)

    (゚∀゚❇️)♪( ゚ェ゚✨)♫(=^ェ^=✴️)♬~
    ■ The Flirtations ザ フラーテーションズ
    【 Need Your Loving [1969.昭和44年] 】

  • 投稿者:(゚∀゚☀️)オカルトさん(By.ss)

    ( ゚ー゚☆)♪( ゚ェ゚⭐️)♫(´・ェ・`❇️)♬~
    ■ The Flirtations ザ・フラーテーションズ [USAサウスカロライナ州の黒人女性ボーカル トリオ☆リズム&ブルース.ノーザン ソウル系]
    【 How Can You Tell Me [1968.昭和43年] 】

  • 投稿者:(゚∀゚⭐️)オカルトさん(By.ss)

    (^O^)♪(=^ェ^=)♪
    ■ Nancy Wilson ナンシー ウィルソン [USA.オハイオ州→カリフォルニア州.1937.2/20生~2018.12/13に81才没☆R&B.ソウル&ジャズ&ポップ系]
    〖 In A Long White Room 想い出の白い部屋 [1969.昭和44年] 〗

  • 投稿者:(´Д`❇️)オカルトさん(By.ss)

    (´ー`☆)♪(=´▽`°=⭐️)♪
    ■ Rita Coolidge リタ クーリッジ (USA.テネシー州.1945.5/1生~77才☆R&B.ポップ&ロック&カントリー系☆歌手&ピアニスト)
    【 We’re All Alone みんな一人ぼっち [1977.昭和52年] 】

  • 投稿者:(・_・♾️)オカルトさん(By.ss)

    (´ー`⏱️)♪(=´▽`=⏰)♪
    ■ The Floaters フローターズ(USA.デトロイト市の④~⑤人組.黒人バンド&ボーカル グループ☆R&B系)➡️【 Float On [1977.昭和52年] 】

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