G20首脳、新型コロナ収束へ連携=治療薬開発促進、五輪延期支持―初のTV会議

 新型コロナウイルス感染の世界的な広がりを受け、20カ国・地域(G20)首脳は26日夜、緊急のテレビ会議を開催した。各国が協調してパンデミック(世界的流行)に立ち向かう意思を確認。治療薬やワクチンの開発で協力していく方針で一致した。世界経済に及ぼすリスクを最小限に抑えるため、各国が「強大な経済・財政政策」を実施することでも合意した。
 安倍晋三首相は東京五輪・パラリンピックの来年への延期が決まったことを説明。会議後に発表した首脳声明は「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形で五輪を開催する、との日本の決断を称賛する」と明記した。
 首脳声明は、国連や世界保健機関(WHO)や国際通貨基金(IMF)などと協力し、「パンデミックを克服するために必要な、あらゆる手だてを講じる」と宣言した。
 安倍首相は会議で「現下の事態を収束するため、世界の英知を結集し、治療薬などの開発を一気に加速させる」と表明。「リーマン・ショックの際と同様に今回もG20が底力を示すべきときだ」と述べ、経済・財政政策での共同歩調を呼び掛けた。 
〔写真説明〕G20首脳のテレビ会議に臨む安倍晋三首相=26日夜、首相官邸(内閣広報室提供)
〔写真説明〕G20首脳のテレビ会議に臨む安倍晋三首相(右)=26日夜、首相官邸(内閣広報室提供)

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