
(写真:ワークマン大森環七店 長澤宏樹店長)
※大きな文字で表示しています。
SNSを活用し、スピーディーに商品開発
――今日はよろしくお願いします。まず、ワークマン、ワークマンプラスとはどんなお店でしょうか?
昔は作業服専門店ということで、建設業などで働く人だけが来るお店でしたが、今は職人さん以外にも、女性も含めて幅広いお客さんが来るようになりました。
2018年に立川のショッピングセンターに初めて「ワークマンプラス」を出店したところ、女性やワークマンを初めて知った人が来店されました。そして、ショッピングセンターに行けない人が近所のワークマンに来店されるようになりました。
――ワークマンプラスを立ち上げたきっかけは何ですか?
「イージス」という、風雨や寒さに耐えられる、畑作業など、雪寒地域での屋外作用の防水防寒着が、バイクに乗る方にも快適に使えるということが、SNSの口コミでインターネットを通して広まりました。
私たちも、一般のお客さんでも対応できるのではないかと気づき、それから少しずつ一般のお客さんにも使ってもらえるような商品を開発していきました。また、一般のお客様が入店しやすい「ワークマンプラス」を2018年に立ち上げています。
――ワークマンプラスとワークマンは違いはないのでしょうか?
ワークマンと同じ商品を扱っていますが、ワークマンプラスの方は、マネキンを置いたりディスプレイを分かりやすくしたり、店舗を改装してオシャレな空間になっています。一般のお客さんが着られるようなアウトドアやスポーツに特化したラインナップを中心に集めています。
もともとは、作業服としても使えるものを作るところからスタートしています。今あるアウトドア用のウェアも、基本的には作業服でも使えるように作っています。特定の年代を意識しすぎると流行り廃りが出て着られなくなってしまうものもあるので、ベーシックなデザイン、何歳の方でも着られるようなデザインが多いです。(続く)