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2019年、作業服の専門店である「ワークマン」が大きな話題となりました。すでにテレビや雑誌、新聞などで目にしている人も多いと思いますが、どうして今話題なのか?ワークマンを知らない人のために、編集部では改めてワークマンとはどんなお店なのか?について取材をしました。
ワークマンのこと、知っていますか?
2019年、その年のヒット商品を選出する、日経トレンディ・日経クロストレンドによる「ヒット商品ベスト30」で第1位に選ばれたのは、作業服や作業用品などを販売する専門店「ワークマン」でした。
ワークマンは、作業着や作業靴(安全靴)などを販売する、職人さんのための専門店として1980年から営業を続けています。その職人さんのお店に、ここ数年で新たな変化がありました。職人さんだけでなく、一般のお客さんでも普段着として着られるような衣料品を販売し始めたのです。
きっかけはSNSでした。それは、ワークマンが販売した雪寒地域での屋外作用の防寒着「イージス」が、バイクに乗る人にとっても快適だった、というSNS上の口コミでした。その口コミが拡散したことをきっかけに、ワークマンでは普段着として使える「イージス」を拡大して発売。さらに、普段着用のジャンパーや靴などのラインナップを増やしたところ、お客さんに好評でした。
続いて、一般のお客さん向け衣料品のみを扱う店舗として「ワークマンプラス」をスタート。2019年にはワークマン、ワークマンプラスの店舗数が国内のユニクロの店舗数を抜いたことが大きなニュースとなりました。
ワークマンは中高年、シニア世代にも大人気
動きやすい、軽いなど、高い機能性を持ちながら買いやすい価格であることから、中高年の男女やシニア世代にも人気のワークマン。実際のお店はどんな様子なのか、どんな商品が話題なのか、編集部は「ワークマン大森環七店」を訪れ、店長とワークマン本部社員の方にお話を聞くことができました。次回は、その様子をご紹介します。(続く)