【50歳からの「オトナの放課後」】(第6回)新たなスタートを始められる「人生のOS再インストール」とは?(2)

人生の転機
ABS世代の生き方指南をする鈴木準氏による、「人生のOSの再インストール」のお話の第2回目です。前回はコチラ
30代で「死」を意識し、フリーランスへ転向した後、次のライフステージの転換点が50代で訪れたといいます。

二度目~50代を前にして先が見えないでいた時に・・


フリーランス転向後は、それまで17年間の仕事の経験と人脈から、10年間は特に苦労することなく仕事が入り順風満帆でした。しかし48歳の時に「リーマンショック」で仕事が激減。さらに51歳の時「震災」もありました。こうした外部要因は大きく影響しましたが、私をそれ以上に暗くおとしめたのは、50代に差し掛かり広告業界もインターネットの影響で大きく様変わり。アナログ人間の私には、ついていけないと感じ、「もう自分の経験は使えなくなる・・」と、すっかり自分に自信をなくしていたときです。

複雑化するネットやデジタルの社会を俯瞰で見た時に原点に立ち帰り、今まで蓄積した「普遍的な仕事の本質」を顧みたのです。そして20年目を迎える58歳の時に、自分の棚卸しを「仕事の経験」「遊びの経験」「人脈」「自身の印象」から行い、二度目のOS再インストールをして、ABS世代のマーケティング理論が生まれました。


本質を大切にして好奇心があればいつでもチャレンジが可能!


チャレンジ

今年で起業23周年目になりますが、これまで良い時もあれば暗黒の時もありました。しかし、様々な経験と同時に、情報社会で複雑化し、人間が振り回されている今日、「頭をまっさらにして原点に立ち戻る」ことの大切さに気が付いたのです。今まで蓄積した「物事や仕事の本質」を大切にし、そして「時代を感じる好奇心」を持てば「絶えずその時代に合わせた棚卸し」ができます。

使える経験を大きく活かし、足りない知識をインプットする。私はこれを「人生のOS(オペレーション・システム)再インストール」と名付けたいのです。パソコンも情報が溜まりすぎると動きが悪くなるように、人間も年月が経過すると動きが悪くなる。ならば節目で知識や経験も断舎利して空きスペースを作ってあげる。脳内を再インストールするイメージです。新しい情報が入ってサクサクと頭が動く気がします。(終わり)

 
※ABS世代 昭和30(1955)年から43(68)年生まれで現在51歳から65歳の、若者時代にバブルを謳歌した世代

 
筆者:鈴木 準(スズキジュン)
株式会社ジェイ・ビーム代表取締役
マーケティング・コミュニケーション・コンサルタント、
コラムニスト、ABS研究家、昭和歌謡DJ
南カリフォルニア大学ジェロントロジー学科通信教育課程修了
一般財団法人グローバルジェロントロジーセンター:美齢学指導員
一般社団法人日本元気シニア総研執行役:ABS研究会主任研究員
一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会:客員講師
共著書として「広告ビジネス戦略(誠文堂新光社)」を始め、執筆、セミナー、企業研修は多数

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