同僚医師ら3人感染=院内「可能性はある」―和歌山の病院・新型肺炎

 和歌山県は15日、新たに済生会有田病院(湯浅町)の50代の男性医師ら3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。医師は13日に感染が判明した男性外科医の同僚で、仁坂吉伸知事は院内感染について「可能性はある」と述べた。
 他に感染が確認されたのは、男性医師の妻と入院患者の60代男性。3人とも入院しており、いずれも重症ではない。
 県によると、男性医師は4日から発熱やせきの症状がみられ、10日に肺炎と診断。14日にウイルス検査で陽性反応が出た。4~10日に5回出勤していた。妻は7日に微熱があり、14日に感染が確認された。
 60代男性は、1月28日と31日、外科疾患で同病院を受診。31日は感染が判明した外科医が診察していた。2月8日に外科病棟に入院。同時期にせきや倦怠(けんたい)感を訴え、10日に肺炎と診断され、15日にウイルス検査で陽性反応が出た。
 一方、大阪府などによると、13日に感染が判明した外科医は週1回、非常勤として新泉南病院(同府泉南市)で勤務し、微熱のあった6日も同病院で働いていた。府はこの医師と接触し、せきの症状があった病院スタッフ1人を検査したところ、陰性だったと発表した。他に患者と病院スタッフ計11人が医師と接触したが、せきや発熱などの症状は出ていないという。
 有田病院では13日、外科医の感染を初確認。その後、70代男性患者の感染が確認された。15日判明分も合わせ、感染者は医師2人、医師の妻1人、患者2人の計5人となった。県は院内感染が起こっているとみて、医師や看護師、入院患者らを対象に、感染者の濃厚接触者から優先的に検査を進める方針だ。 
〔写真説明〕新型コロナウイルスの新たな感染者について記者会見する和歌山県の仁坂吉伸知事=15日午後、同県庁

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