復興の未来を切り拓く、スポーツの力「復興応援・復興フォーラム2020in東京」開催

東日本大震災から丸9年を迎えようとしている今、被災地の復興は着実に進んでいる一方で、時間の経過とともに被災地への関心は薄れ、震災の風化が懸念されています。そこで、東京都と東北4県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)では、震災の風化防止と支援継続の呼び掛けを目的として令和2年2月16日(日)、「復興応援・復興フォーラム2020in東京」を開催します。テーマは”復興の未来を切り拓く、スポーツの力”。東京国際フォーラム ホールB7にて午前11時から午後4時まで開催され、入場は無料です。多彩なメニューにより「被災地の今」を伝え、「支援の継続」を呼び掛けていきます。

イベント当日、オープニングセレモニーには岩手県知事の達増拓也氏や東京都知事の小池百合子氏が登壇し、スペシャルゲストに日本人史上2人目のワールドラグビー殿堂入りを果たした元ラグビー日本代表の大畑大介氏、リオパラリンピックでキャプテンとして日本初の銅メダル獲得に貢献した車いすラグビーTOHOKU STORMERSの庄子健氏らが招待されます。

東北4県プログラムとして、青森県からは青森山田高等学校男子新体操部の監督荒川栄氏、岩手県釜石シーウェイブスRFCのゼネラルマネージャー桜庭吉彦氏、宮城県の東北楽天ゴールデンイーグルスのアカデミーコーチを務める聖澤諒氏、スタジアムDJの千葉正人氏、福島県の福島ユナイテッドFC代表取締役社長である鈴木勇人氏らが、スポーツによる復興をテーマにプレゼンテーションを行います。また、岩手県立釡石商工高等学校による「釜石虎舞」も披露される予定です。岩手県沿岸部に伝わる郷土芸能「虎舞」は、漁から無事に帰ることを念じ、虎の習性に託して踊った虎舞が沿岸漁民の間に広がっていったと言われています。

さらに、演歌歌手の福田こうへいさんによるミニライブ&トークも催されます。岩手県盛岡市出身・在住の福田こうへいさんは23歳から民謡を習い始め、2012年6月に第25回日本民謡フェスティバルでグランプリを受賞するなど数々のコンクールで優勝。2013年の第64回NHK紅白歌合戦に初出場し、第55回日本レコード大賞新人賞を受賞しました。東日本大震災後、精力的に沿岸部でステージに立ち被災者支援を行っています。

その他、会場には東京都の復興支援施策を紹介したパネルや、東北4県の復興への取り組みを紹介したパネルが展示され、「金魚ねぷた作り体験」や「こけし絵付け体験」、「起き上がり小法師絵付け体験」などといった東北4県のワークショップが用意され、文化体験ができます。そして、見逃せないのがご当地パンの限定販売!青森県の「イギリストースト」や岩手県の「福田パン」、宮城県の「クリームサンド」、福島県の「クリームボックス」や「よつわりパン」など、地元の人々に長く愛されるご当地パンを味わうことができます。

イベントの最後には特別プレゼントが当たるお楽しみ抽選会も予定されています。県産品の販売や、4県と東京都のブースをまわるクイズラリーも用意されます。この機会にぜひ、復興の未来を切り開くスポーツの力と、東北の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ】
東日本大震災風化防止ベント事務局
TEL:019-625-1342


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