パリ協定20年実施へ詰め=温暖化対策強化も議論に―COP25開幕

 国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が2日、スペインの首都マドリードで開幕した。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が2020年から実施段階に移るのを前に、まだ決まっていない温室効果ガス削減量の国際取引の仕組みなどを議論。米国が協定離脱を決めた中、各地で温暖化の影響とみられる災害が相次いでおり、対策強化に向け機運を高められるか注目される。
 国連のグテレス事務総長は開幕式で、「気候の非常事態に立ち向かうため、全ての政府に対し、野心的な達成目標に見直すことを期待する」と述べ、各国に温暖化対策でより高い目標を掲げるよう訴えた。会期は13日まで。事務レベルでの交渉を経て、10日から閣僚級会合が開かれる予定。
 パリ協定は、産業革命以降の世界の気温上昇を2度未満、できれば1.5度未満に抑える目標を掲げる。途上国を含めすべての国に対し、温室ガス排出量の削減目標を設定し対策に取り組むことを義務付けている。 


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