ふるさと納税返礼にプロジェクションマッピング=岐阜県笠松町

岐阜県笠松町は10月から、ふるさと納税の新たな返礼品として、壁などに映像を投影する「プロジェクションマッピング」を導入する予定だ。デモンストレーションでは、映像が町役場会議室に設置した2段の段ボール箱に映し出され、参加者からは「よくできている」「依頼したときにどこまでできるのか」という声が上がった。
県立岐阜工業高校から昨年末に「高校生が作るオリジナルのプロジェクションマッピングをふるさと納税の返礼品にどうか」という提案があり実現した。当日は、学校の有志約30人を中心に活動するプロジェクトチーム「岐工テクノラボ」のメンバー約10人が制作した作品を披露。町議会議員ら約50人が見守る中、大きさの異なる2種類の白い段ボール箱を重ね、表面に炎が燃えている映像などを投影した。
プロジェクションマッピングは、自動車やウエディングケーキなどの凹凸のない滑らかな面で、白色に近い淡い色であれば投影できる。ふるさと納税の返礼では、家族の思い出映像を思い出の品に投影することなどが想定される。ただ、1分の内容制作に約1カ月かかる場合もあり、投影場所まで生徒が赴くことを考え、返礼対象とする寄付額は未定。個数制限やエリア制限を設ける方向で調整している。
企画課は「プロジェクションマッピングはあまり例がないこと。官学の連携、寄付額の増加に期待している」と意気込む。本格的な返礼を前に、町と同校は試行的な取り組みとして、町内から募集して選んだ1人に無料でオリジナルの映像を制作する予定だ。【もぎたて便】

〔写真説明〕炎が上がる映像などがプロジェクションマッピングで映し出された段ボール箱(笠松町役場企画課提供)


externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)