米、対中関税「第4弾」を一部延期=スマホや衣類は12月

 【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)は13日、来月1日に実施する中国からの輸入品ほぼすべてに制裁関税を拡大する「第4弾」について、スマートフォンや衣類など一部製品への発動を12月15日まで延期すると発表した。トランプ大統領はクリスマス商戦に及ぼす影響に配慮したと説明。貿易協議の余地を残して中国から譲歩を引き出す狙いもあるとみられる。
 第4弾は現在制裁対象外となっている3000億ドル(約32兆円)相当の中国製品に10%を上乗せする。5月に公表した対象3805品目は日用品が4割を占めているとされ、米国の個人消費や世界経済への悪影響が懸念されていた。
 関税発動を延期する他の製品は、ノートパソコン、ビデオゲーム機、おもちゃ類、ベビー用品、靴類など約550品目。中国からの輸入に頼る割合の高い品目が中心で、米アップルのiPhone(アイフォーン)も含まれる。
 トランプ大統領は13日、記者団に対し、一部製品に対する発動延期について「クリスマスシーズンだけを考えた措置だ」と語った。また、中国による米農産品の購入に改めて期待を示した。 


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