大水車、日本一に返り咲き=埼玉県寄居町

 埼玉県寄居町の県立川の博物館で、木製水車の改修が終わり、稼働を始めた。改修前の水車(直径23.0メートル)は1997年の完成当時は国内最大だったが、岐阜県に2004年完成した水車(直径24.0メートル)に日本一の座を明け渡した。今回の改修により直径24.2メートルとなり、再び日本一を奪回した。
 新しい大水車は、旧水車が老朽化で水輪が腐食したため、15年7月に稼働を停止。17年7月から約1億3000万円の事業費を投じて改修工事に着手し、水輪には樹齢約100年の埼玉県産ヒノキを使った。
 7月28日の稼働に先立って行われた記念式典で、花輪利一郎町長は「97年の開館以来、町の観光スポットとして多くの人に親しまれていた。再び大きさ日本一に返り咲き、町も大水車の魅力を発信していきたい」と語った。
 式典後、上田清司知事らがスイッチを押すと、大水車はゆっくりと回り始めた。一緒にスイッチを押した県立深谷はばたき特別支援学校高等部2年の小串優依さん(16)は「(老朽化で)水車が止まったときは残念だったが、改修で回り始めると聞いてうれしかった。日本一の大水車を見るとわくわくする」と笑みを浮かべた。【もぎたて便】

〔写真説明〕記念式典で大水車を動かすスイッチを押す小串さん(中央)ら=埼玉県寄居町


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