衆院2補選、自民に逆風=大阪12区・維新やや優勢

 21日投開票の衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙について時事通信は、各陣営や与野党への取材を通じて情勢を探った。大阪12区は、日本維新の会の藤田文武氏がやや優勢で、自民党の北川晋平氏と無所属の樽床伸二、宮本岳志両氏が追う。沖縄3区は、無所属の屋良朝博氏が先行し、自民党の島尻安伊子氏が巻き返しに懸命だ。
 夏の参院選の試金石となる2補選のいずれも自民党候補が苦戦していることについて、同党の二階俊博幹事長は15日の記者会見で「最後まで緩むことなく党として死力を尽くして戦う決意だ」と語った。
 大阪12区は、大阪府知事・市長のダブル選で維新が勝利した勢いを維持し、藤田氏に追い風が吹いている。北川氏の陣営は、政権幹部が連日応援に駆け付けるなど、てこ入れに全力を挙げる。投開票日の前日には安倍晋三首相(自民党総裁)も現地入りする予定だ。
 樽床氏は無党派層の取り込みに加え、良好な関係にある公明党への働き掛けを強める。宮本氏は「野党統一候補」を標ぼうし、主要野党の支援を期待する。
 沖縄3区は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力が推す屋良氏が、戦いを優位に進めている。島尻氏は元沖縄担当相の実績をアピールして挽回を図るが、苦戦を強いられている。 


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