3号機の燃料搬出開始=プール内、未使用7体から-炉心溶融建屋で初・福島第1原発

 東京電力は15日、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールから、核燃料を搬出する作業を始めた。搬出に使う機械が燃料の取っ手に引っかかることもあったが、予定通り初日の作業を終えたという。建屋最上階には566体の燃料があり、東電は2020年度中の搬出完了を目指している。
 福島第1原発1~6号機のうち、使用済み燃料プールから核燃料を取り出すのは、4号機に続き2基目。炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機では初めて。
 作業は同日午前8時半すぎから始まり、今回は放射線量が比較的低い未使用燃料7体の搬出に着手した。建屋最上階に設置した機械を使い、核燃料1体(長さ約4メートル、15センチ四方、重さ約250キロ)の上部に付いた取っ手をつかみ、容器から約10分かけて引き抜いた。その後、約50分かけてプール内で輸送用の容器に収納。作業は全て遠隔操作で行った。 
〔写真説明〕東京電力福島第1原発3号機の使用済み燃料プールから取り出される未使用の燃料=15日午前、福島県大熊町(東京電力提供)
〔写真説明〕東京電力福島第1原発3号機の使用済み燃料プールから、遠隔操作で核燃料を搬出する担当者=15日午前、福島県大熊町(代表撮影)


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