【社会人野球】日本新薬3年ぶりV、吹石監督「ほっとした」 西武榎田の弟・宏樹がMVP

■東京スポニチ大会決勝で東芝に快勝、鉄壁の守備で栄冠をたぐり寄せる

 第74回JABA東京スポニチ大会決勝戦が15日に神宮球場で行われ、日本新薬が東芝を4-0で下し3年ぶりの2回目の優勝を飾った。

 日本新薬が西武榎田の弟・榎田宏樹、東芝が宮川哲と両チームのエースが投げ合った。序盤は息の詰まるような投手戦となり、お互いスコアボードに0を並べたが、6回に東芝の先発・宮川が突如制球を乱し3失点。一方の日本新薬・榎田は安定感のあるピッチングで8回をわずかヒット3本に抑える無失点投球でチームの勝利に貢献し、MVPに輝いた。

 日本新薬は今大会5試合負けなしの完全優勝。吹石徳一監督は自らが指揮官に就任してから初めての優勝に「ほっとした」と安堵の表情を見せた。今大会は集中打や本塁打などで得点を重ねたが、吹石監督は「打撃はアテにならない」と言い、「ミスをしたチームが負けている。投手を含めた守りと走塁のミスをしないことはいくら打っても変えない」と守りの意識を徹底してきた。過密日程で行われた5試合で失策はわずか2つ。鉄壁のディフェンスが栄冠をたぐりよせた。

 練習では自主性を重んじた。日本新薬の練習時間は3時間。守備練習に特に時間を割いているわけではないという。通常メニューをこなした選手たちはそれぞれ居残り練習で課題と向き合い、汗を流した。「自主性を大事にしている。選手が考えてやらないと」と吹石監督は目を細める。

 チームは今大会の優勝で秋に行われる日本選手権への出場権を獲得したが、次に狙うのは夏の都市対抗本選への出場権だ。今年は新戦力9人が加わりチーム内の競争が激しくなっているが、「競争してレベルアップしてほしいね」と吹石監督は歓迎していた。

【個人賞】
MVP:榎田宏樹(日本新薬)
敢闘賞:岡野祐一郎(東芝)
首位打者賞:金子聖史(11打数5安打、打率.455)(東芝)
打撃賞:中稔真(日本新薬)
新人賞:福永祐基(日本新薬)、阿部博光(SUBARU)
監督賞:吹石徳一(日本新薬)(安藤かなみ / Kanami Ando)


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