大阪ダブル選、対決構図固まる=公明も「反維新」陣営に

 4月7日投開票の大阪府知事・市長ダブル選で、「大阪都構想」を争点にした対決構図が固まった。松井一郎知事が代表の地域政党「大阪維新の会」に、自民党が対抗馬を擁立。前回2015年のダブル選では自主投票だった公明党も15日、自民が知事選に擁立した小西禎一元副知事への府本部推薦を決定した。都構想での決裂を受け、「反維新」で戦う立場を明確にした。
 維新は松井氏が市長選、吉村洋文市長が知事選に入れ替わって出馬する。これに関し、公明関係者は「ダブル選を行う松井氏の選択は愚かだ」と主張。市長選に自民が擁立する柳本顕元大阪市議も府本部推薦とする見通しだ。
 柳本氏は同日、首相官邸に安倍晋三首相を訪ね、出馬を報告。首相は「しっかり頑張っていこう」と支援を約束した。柳本氏は官邸で記者団に「今回の戦いをもって都構想に終止符を打つ」と決意を示した。これに先立ち、自民党本部で二階俊博幹事長とも会った。
 立憲民主、国民民主各党も反維新で小西、柳本両氏を支援する方向で調整している。連合大阪は15日、小西氏への推薦を決めた。
 反維新の連携はこの日の府議会でも見られた。松井氏が提出した辞職願は自民、公明、共産、国民民主の各会派が反対し、同意を得られなかった。市長選告示日に松井氏が立候補した時点で自動失職するため、選挙日程に影響はない。
 松井氏は公明を含むダブル選での反維新の動きを「都構想反対で集まる野合談合だ」と批判した。 


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