
2011年3月11日に発生した東日本大震災から8年が経ちます。岩手県は、震災を風化させず、復興への継続的な支援につなげるため、復興に取り組む姿を取り上げたポスター4種類と動画2種類を制作しました。
テーマは「復興新時代をいわてから」。再建を果たした気仙小学校(陸前高田市)の新校舎で学校生活に期待を膨らませる児童の姿や、9月に開催されるラグビーワールドカップ2019™ 日本大会に向けて世界の人々を迎える準備に取り組む釜石の方々、震災の教訓を生かすための復興教育に取り組む吉里吉里学園(大槌町)の生徒たちの姿が取り上げられています。
そして、「リアス線」として一貫運行が始まる三陸鉄道の姿も。震災で被災し不通となっていたJR山田線の宮古~釜石間が経営移管され、3月23日から盛~久慈間が一つのレールでつながります。その距離は163キロ、第三セクターとして日本一長い鉄道です。新しい路線名は、ふるさとの海から名付けられました。
このうち、吉里吉里学園の授業風景や三陸鉄道の全線開通に向けて取り組む姿は動画でも紹介されています。
ポスターは、2月18日から3月15日にかけて、県内外の自治体や団体等で開催される「岩手復興ポスター展」で掲示されるほか、今後開催するイベントや岩手県アンテナショップ(東京、名古屋、大阪、福岡)で掲示されます。3月11日前後には、都営地下鉄全線での中吊り広告のほか、3月8日から東京スカイツリー®での展示も行われます。