巨大ツリーに打ち上げ花火も…函館の冬の一大イベント「はこだてクリスマスファンタジー」

冬の函館駅に降り立つと、温かい光の海で迎えられます。函館駅前広場は、ユニークなデザインのイルミネーションで彩られ増す。

「はこだてクリスマスファンタジー」道南杉を使ったフレームは函館山のイメージのイルミネーション

道南杉を使ったフレームは函館山のイメージや、

「はこだてクリスマスファンタジー」イカ釣り船の漁火(いさりび)をモチーフにした球形の装飾

イカ釣り船の漁火(いさりび)をモチーフにした球形の装飾も目を引きます。函館らしい夜の海を想像させ、函館を訪れた歓びを全身で感じることができます。

 函館市では、例年12月1日から25日まで、ベイエリア一帯で「はこだてクリスマスファンタジー」が開催されます。「はこだてクリスマスファンタジー」は今年で21年目を迎え、函館の冬の一大イベントとしてすっかり定着しました。

「はこだてクリスマスファンタジー」会場の「金森(かねもり)赤レンガ倉庫」

会場となるクラシカルなレンガ造りの倉庫群「金森(かねもり)赤レンガ倉庫」は、ちょっとした散策コースやお土産スポットとして人気で、レトロでお洒落なカフェも点在しています。イルミネーションの会場や赤レンガ倉庫群、純白の雪、それらを包み込む澄んだ夜の空間がまるで夢の中に迷い込んだようなファンタジックな世界を創り出しています。

「BAY函館」の2棟の倉庫の間には短い運河が走り、美しく装飾された光が水面(みずも)に反射します。

モミの木妖精の教会「はこだてクリスマスファンタジー」

モミの木妖精の教会も設置され、巨大な「海に浮かぶクリスマスツリー」が姿を現します。

いくつもの姿を見せてくれる「幸せを呼ぶもみの木」は函館の冬を彩る

函館港に設置された高さ約20メートルの巨大ツリーは、約18000キロ離れた函館の姉妹都市、カナダ・ハリファックス市からの贈り物です。「幸せを呼ぶもみの木」としてハリファックス市をはじめ、世界中でその名が知られるほど有名になりました。

。函館港に設置された高さ約20メートルの巨大ツリー「幸せを呼ぶもみの木」

毎日18時から点灯式が行われます。会場が一体となってカウントダウンを行い、実際に光を灯す人も一般の参加者から募集しています。真っ暗な海の上に浮かぶツリーに、上からゆっくりと明かりがおりていく姿は、まるで星が落ちてきたかのようです。ツリーに施された約5万個の電飾が輝くと同時に冬花火が打ち上げられ、ロマンに満ちた函館の夜が始まります。

 ドイツのクリスマスマーケットを思わせる小屋が並ぶ「はこだてクリスマスファンタジー」

 ドイツのクリスマスマーケットを思わせる小屋が並び、数々のスープバーも大盛況です。開港都市として栄えた函館に息づいた異国文化と独自の食文化が溶け込んだ地元の人気飲食店自慢のそれぞれのオリジナルスープは、冷えた体を芯から温めてくれます。

函館港に設置された高さ約20メートルの巨大ツリー「幸せを呼ぶもみの木」

 函館の冬を彩るクリスマスツリーはいくつもの姿を見せてくれるのが魅力です。港町ならではの倉庫群に映える姿、キラキラと海に反射する光景や坂の上から望む姿と、近くから見ると圧倒的な存在感となり、遠くから見れば街の風景に溶け込みます。

函館港に設置された高さ約20メートルの巨大ツリー「幸せを呼ぶもみの木」

イルミネーションの光は、緑や赤のクリスマスカラーや白や青の冬を思わせるカラーなど、時間の経過とともに、様々な色合いに変化します。多彩な表情を見せるクリスマスツリーに観光客は魅せられ、その場所から離れることを忘れ、幸福感に満ちた函館の夜は更けてゆくのです。

「はこだてクリスマスファンタジー」

N.Shimazaki
Webメディアのプランナー・ライター・カメラマン。国際ビジネスコンサルタント。
北海道大学卒業後、ワールドネットワークを持ったドイツ系企業に所属し、システム、マーケティング、サプライチェーン、イベント等のアジアのリージョナルヘッドとして、多国籍のメンバーとともに世界各地で数多くのプロジェクトを遂行。世界の文化に数多く触れているうちに、改めて「外からみた日本」の魅力を再認識。現在、日本の手仕事、芸能等の文化、自然、地方の独創的な活動を直接取材し、全国、世界へと発信している。

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