
2018年に掲載した記事のなかで人気記事を振り返り!今回は【風光明媚な名所の人気3記事です。】
◇◇◇4月27日掲載の記事です◇◇◇
国営ひたち海浜公園に、華やかな春が訪れます。一年でいちばんにぎやかなこの季節、公園のどこを歩いても美しい花景色に出会えます。
約550品種100万本のスイセンが凛と花を咲かせる姿は、歩く人々を和ませます。
そして、観光客が一番乗りを目指して駆け出した場所は、公園の北側にある「見晴らしの丘」です。
この丘は今、日本だけでなく、海外でも注目されているスポットとなっています。歩みを進めていくと、菜の花の黄色の向こうに、空に溶け込むような青の世界が現れます。
約450万本もの青い花「ネモフィラ」は、今年は約2週間も早く開花しました。例年、ゴールデンウィークが見頃のひたち海浜公園の名物「青い花の絨毯(じゅうたん)」ですが、今年は早く咲きすぎたため、予定を前倒しするなどして慌てて訪れる観光客が相次いでいます。
ネモフィラは瑠璃唐草(るりからくさ)とも呼ばれ、丈夫で見頃が長いと言われます。花が非常に小さいので、丘一面が青一色の絨毯に見えます。
国営ひたち海浜公園の春の風景としておなじみの、幻想的なネモフィラハーモニー。広大な“見晴らしの丘”一面(約3.5ha)に、450万本のネモフィラの花が広がります!
丘の上で青空に包まれて眺めるネモフィラ畑はまさに絶景。360度、見渡す限りのブルーの世界は、地上を離れて空中散歩をしているかのようです。可憐なネモフィラの花と、青空と、そして海が見せてくれる日本最大級のパノラマ絶景は、「青の絶景」や「空と繋がる丘」とも表現され、多くの人の目と心を癒し、楽しませてくれています。夢のような景色に感動せずにはいられません。
海外では「日本にしか存在しない海!」と評判になり、たくさんの海外からの観光客が訪れていました。可憐に咲くその様から英語で「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」と呼ばれるのも納得。 ちなみにネモフィラの花言葉は「可憐」「あなたを許す」「清々しい心」「どこでも成功」などがあるそうです。スイセン、チューリップ、そしてネモフィラへと、春の”フラワーリレー”が展開します。都会の喧騒を離れ、青空と海とネモフィラにつつまれてみてはいかがでしょうか。
撮影・文 / Shimazaki