
都内のアンテナショップで買うことができるご当地食材を食べくらべる企画、今回は東京・銀座にあるアンテナショップ「IBARAKI sense」で見つけた、藤田観光 りんご園の「アップルパイ」を食べてみます。
りんごの特産地茨城県大子町では、りんごを樹の上で完熟させてから収穫するそうです。そのため、絶品なのに”樹上完熟”のりんごが全国の市場に出回ることはありません。限られた生産数でりんご狩りなどの観光を主にしている土地だからこそ味わえるもぎたての完熟りんごです。大子町特有の寒暖差のある厳しい気候も味をさらに濃厚にさせる重要な要素だそう。そんな大子の藤田りんご園がつくった「アップルパイ」は、2016年には茨城おみやげ大賞 金賞に輝いています。
「IBARAKI sense」の店頭にはホール(2,592円)、ハーフ(1,296円)、カット(454円)【すべて税込み】と各種サイズがありましたが、今回はハーフを購入しました。断面から大きなりんごがのぞいています。パックには「紅玉」のシールが貼ってあります。約30種類と種類豊富なりんごを育てる藤田観光りんご園。自家製パイ生地の中に使用するりんごも品種が様々で、紅玉なら4~5玉、ふじなら2~3玉使われているそうです。
それでは早速、いただきます。中のりんごはかなり分厚くボリュームがあります。りんごを薄く切り砂糖で煮詰めてごまかすのではなく、自慢のりんごを惜しみなくどっさり盛っています。アップルパイ好きにはたまらないズッシリ感。シャリシャリ感が残ったジューシーなりんごをパイ生地が優しく包み、ローストしたくるみとシナモン、ラム酒漬けレーズンがアクセントになって、全体のバランスは抜群です。オーブントースターで表面を焼くと、焼きたてのようなパイ風味と香りが楽しめるんだとか。カロリーは気になりますが、贅沢にアイスや生クリームを添えて食べたいです。
【TheNews独自調査】
甘 さ:★★★
手軽さ:★★★
満足感:★★★
【今回の商品】
「アップルパイ ハーフ」 1,296円(税込) 発売元:藤田観光 りんご園(大子町)