
11月14日(水)から、岩手県立美術館で「”うつわ”ドラマティック展 世界の陶芸家たちが極めた”うつわ”の美」が開催されます。
世界各地で作られ、暮らしの中で用いられている”うつわ”は、焼き物のシンボルともいえる存在で、現代の陶芸の世界においても用途を離れ、焼き物の美を表現するテーマの一つになっています。
写真:ルーシー・リー《鉢》1960年
イギリスでは用と美の融合を探求した陶芸家バーナード・リーチ(1887-1979)やリーチ氏と親交もあった陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)らを先駆けとして、彼らに続く陶芸家たちが、使う器から魅せる”うつわ” へと、その美の領域を広げていきました。
“うつわ”の中には、戦後の国がたどったそれぞれの道筋や作り手たちの個性が、さまざまな国の特徴とともに映し出されています。今回の「”うつわ”ドラマチック展」では、約150点の作品を通して、世界の陶芸家たちが”うつわ”の中にドラマチックに映し出した、美の競演を楽しむことができます。
紅葉深まる岩手で、世界の陶芸家たちが極めた美の世界を堪能しませんか?
会期:平成30年12月20日(木)まで 休館日:月曜日
開館時間:午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
※12月15日(土)は午前9時30分~午後8時(入館は午後7時30分まで)
会場:岩手県立美術館(〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3)